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砂の女

ここ最近、入浴中に読書をする事が日課になっているのですが
こないだ実家に帰った時、部屋を漁ってたら安部公房の「砂の女」が出てきたので、どんな話だったか思い出すがてら読んでみる事にした。



2~3年、前に読んだ時とはまた違う感じがして面白かった!

作品は変わらないのに、人が年月を積み重ねると捉え方が変わるというのは面白いですね!(まさしく動き続ける砂のよう?笑)


作品を読んでみて思った事ですが

主人公の男はきっと最初から、自分でも気づかない本能的な何かで砂の生活を求めてたのではないのかなぁなんて思ったり。


男の持つやり場のない孤独感は、叶いもしない理想を渇望する様であるのだが、それを満たす物は実は日々の生活ではなく、この砂漠地帯の部落や女との生活にこそあったのだ。

主人公は自分がそんな事を感じてしまってる事実を認めたくなくて、色々と理由をつけて女と砂の生活から逃れようとするけれど最終的には逃れられない。
何故ならばこの生活にある種の幸せを感じているという事に男は本当は気づいていたからだ。

主人公が自分の本能に砂地獄のように埋もれていく様が面白い作品でした。




砂の女というタイトルも面白くて想像力掻き立てられますよね。


安部公房の作品はどれも比喩表現が上手でそれでいて的を得ているので、どの作品も素敵です。


久々に読んでみると また新たな発見もあったりして面白かったなぁ。

調べてみると、砂の女は映画もあるみたいだから今度見てみようかな。



ちなみにこないだ、前に使ってたiPhoneを久々電源を入れてみたら、2~3年前に「砂の女」を読んだ時に書いた絵が出てきました。

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作品の世界観を表現出来てるでしょうか?
なんだか数年前の自分の作品を載せるのは少し恥ずかしい気もしますが…笑


見てもらってこそ価値がある!



読書の秋。皆さんも読書に耽ってみてはいかがでしょう?

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